« 2010年9月 | メイン | 2010年12月 »
2010年11月22日
2年生「進路ガイダンス」 地元企業の高校内企業説明会開催(H22.11.17)
2年生の進路ガイダンスのキックオフとして学年集会を行い,1年後に迫った進路決定に向けたこれからの流れと,今年度の状況が進路指導部長の影先生から説明を受けた後,函館市内の企業の方々から直接地元企業の実態等を聞くことにより,生徒の職業意識の形成支援を行うことを目的に各分科会に分かれて,熱心な説明と質疑応答が行われました。函館公共職業安定所総括職業指導官の前田祐成様をはじめ,本校の就職実績のある地元企業6社に来校いただき,事務系・販売員・ホテル・福祉関係など6つの分科会では,各企業の説明や進路決定は早いほどよいことや,コミュニケーション能力を高めることなどのアドバイスもしていました。
ご協力いただいた皆様
株式会社 五島軒 取締役本店長 高橋一幸様
株式会社 千秋庵総本家 取締役社長 松田俊司様
株式会社 花びしホテル 取締役社長室室長 西村有人様
株式会社 テーオー小笠原流通事業部デパート本店
管理部総務グループマネージャー 木村 誠様
社会福祉法人 函館厚生院 本部事務局人事企画係長 福井大陸様
株式会社 北海道銀行 函館支店 支店長代理 松井勝裕様
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 17:00
外山茂樹追悼チャリティーコンサート 「ピアノとチェロの調べ」開催(H22.11.15)
昨年8月24日に急逝した外山茂樹前校長を追悼するチャリティーコンサートが,学校関係者のほか経済人など前校長ゆかりの方々50名を招待して,食物健康科棟カフェテリアで15日午後4:00から開催された。
ピアノは前校長を偲び,“外山茂樹メモリアルピアノ”と命名されている旧校舎から発見された日本で一番古い「西川ピアノ」。前校長は,大正14年(本校の創立は大正13年)と裏書されたピアノの前に立つ外山ハツ初代校長,神田マス子先生の写真から,まさに“本校の歴史の生き証人”であることや,後世に残すべき文化的価値などから,原型を壊さず外見の傷もそのままに出来得る限り当時の部品を利用して,明治時代の趣ある音色が再現できるようにその修復を強く願っていました。そして,『校歌を弾いてみたい』と笑顔で話していましたが,残念ながら完成を見ることができませんでした。
第2回目となる今回は,ピアノは昨年度に引き続き,現在函館短期大学で非常勤講師を勤めております函館市出身の髙実希子さん,チェロ奏者に札幌交響楽団の文屋治実さんをお迎えしました。曲目はサン・サーンスの「ロマンス」「白鳥」をはじめ,ドビュッシー,シューマン,ショパン,メンデルスゾーン,ピアソラなどの作品13曲を演奏。一時間の予定が40分もオーバーしての熱演で,皆さん大感激でした。
終了後に,食物健康科の生徒が自分たちで収穫してきたリンゴを使ったアップルパイが振舞われ,そのおいしさに二度目の感激を味わっていました。
来年は早いもので三回忌になりますが,外山茂樹前校長を追悼するチャリティーコンサートは毎年開催する予定です。
余 談 … コンサート後に,ニスの剥げたチェロについて『何年製ですか?』と尋ねましたら,『1751年にフランスで製作されたものです』という答え。1751年は日本では江戸時代,ということは,今日の演奏会は「江戸と明治の合奏」だったんだと,一人感銘を受けてしまいました。
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 16:30
2010年11月12日
「大切なのはチームワーク!」 第3回 「介護の日」制定記念フォーラム (H22.11.11)
11月11日(いい日いい日)を“介護について理解と認識を深める”ことなどを目的に,「介護の日」と制定することが昨年厚生労働大臣より発表されましたが,本校は福祉意識の高揚を目指す趣旨に賛同して,平成20年制定時から毎年開催し今年は3回目。
1988年(昭和63)に福祉科を設置して22年目を迎え卒業生も801名になり,地域の社会福祉施設のほとんど全部で卒業生が活躍していますが,今回は,特別養護老人ホーム函館百楽園ケアマネージャーの三好やよいさん(5回生)と老人グループホームあいの里介護副主任の新宮ゆきえ(5回生),特別養護老人ホームディサービス介護主任の中野豊美さん(6回生)を講師に実施しました。
基調講演でケアハウス「センテナリアン」施設長の堀口悦郎様は,「介護をするうえで大切なこと」という演題で,『①技術よりマナー,②仕事の基本,③介護サービスの基本』という三つの柱でお話をされました。①では,ふ・み・こ・さんのお話ということで,ふるまい・みだしなみ・言葉づかいが大切なこと,②はホウレンソウ,③は心優しい介護・心からありがとうといわれる介護・人として生きる力をつける介護が大切という,これから福祉現場に身を置く生徒にとって大変参考になる講話でした。
また,三人の卒業生も,チームワークやことばの大切さ,ONとOFFの切り替え,前頭葉や側頭葉の認知障害の個別介護事例,良い風呂に入ったな,食事おいしかったなという利用者の笑顔を毎日見るための介護のありかたなど,現場で毎日取り組んでいる実例を取り上げて,現場に出た時の心構えなどを話していただきました。特にチームワークの大切さについては,打ち合わせたように三人とも話しておりました。
さらに,高校時代に学んだことと現場でのギャップ,生活態度やあいさつ,掃除など今できることをきちんとすることが将来絶対役に立つこと,現場では常に“なぜ?” “どうして?”という疑問を持つことと向上心を忘れないことが大切,介護にゴールはないことなどなど,後輩たちに情熱的に語ってくれました。卒業するとこんなに頼もしくなるものなのでしょうか。一人ひとり輝いていました。来年は7,8回生にお願いする予定です。
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 10:00
2010年11月11日
家政科3年生 卒業作品 「夢見る布絵本展」開催 (H22.11.11-14)
家政科3年生の家政コースと情報コースの生徒による卒業作品「夢見る布絵本展」が,11月11日(木)~14日(日)まで函館市中央図書館で開催しています。『生徒自らの創意工夫を形にしていく』という課題設定のもと,「発達と保育」「課題研究」の2教科が連携し,昨年に引き続き二回目の開催。
夏休み明けから一人一点,創意工夫して取り組んできた布絵本のほか取り外しできるさまざまな動物のマスコット,野菜畑からニンジンやダイコンを引き抜いたり,夢いっぱいの作品がたくさん並んでいます。特に今回は五大栄養素をもとに壁かけをつくり,「身体をつくる食べ物」や「エネルギーになる食べ物」等のブロックに張り付けるなど,遊びながら食育の勉強ができるようにするなど,生徒たちの意欲的な発想をご覧いただきたいと思います。そして,ぜひ触って楽しんで欲しいと思います。
今日も2~3歳の幼児が,お母さんと一緒に楽しんでいました。本校家政科卒業というおばあちゃんもきて,昔話に花を咲かせている姿も見受けられました。最近は針を持つことが少なくなってきたが,自分も孫に作ってあげたいと言って帰られました。
大妻高校創設以来の伝統ある家庭科教育を,少しでも理解していただければと思っております。時間は午前9:30~午後8:00までです。たくさんの方々に見てもらいたいと思っています。
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 18:00
2010年11月10日
体験入学 たくさんの参加ありがとうございました!! (H22.11.03・06-07)
11月3日,6日,7日の3日間にわたって「体験入学」が開催されました。今年の中卒者数が,渡島・檜山で約200名近く減少という中で,本校は-15名という微減で終えることができました。
校長先生は開会式のあいさつで,『家庭にあっては良妻賢母,社会にあっては自立できる優れた女性の育成』を目指した初代校長の思いから,大妻高校で『社会で通用する確かな資格を取得しよう』と呼びかけ,学校紹介のビデオを視聴して体験実習がスタート。和気あいあい,先輩の指導のもとで各科のメニューに挑戦していた。
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 20:32
2010年11月 9日
食物健康科2年生 “ふっくりんこ”の創作弁当を販売 (H22.11.06-07)
食物健康科2年生が,昨年に引き続き,JA新函館と提携して地元の農作物を使った『創作弁当』を6,7日の2日間,ホクレンショップ函館昭和店の協力を得て限定販売。メニューは生徒が考案した40種から試作を重ねて12品に厳選。名付けて「大妻日和」。
田植えから稲刈りまで一年生が育てた“ふっくりんこ”の新米に,校庭で収穫した栗と帆立の炊き込みごはんや,北斗市のごぼうと七飯産ニンジン入りきのこの豚肉巻き,瀬棚産のジャガイモの肉じゃがコロッケ,厚沢部産の舞茸の入った豆腐ハンバーグなど,生徒のアイデアがいっぱい詰まった弁当がワンコインで販売された。
昨年,初日が50個3分,2日目が70個わずかの7分で完売したことから,100個を作り,一人1個の限定販売とした。さすがに2日間とも30分ほどかかったが完売。購入していった男性から,「彩りや味付けなど最高だった。次はいつ販売するのか」という問い合わせがあるなど,反響は上々だった。
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 17:00
2010年11月 5日
修学旅行 最高の思い出となった5日間(H22.10.25-29)
10月25日(月)から29日(金)の5日間,2年生が大阪・京都・東京へ修学旅行に行ってきました。
初日は羽田・大阪と飛行機を乗り,大阪はユニバーサルスタジオ・ジャパンへ。小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが,「スパイダーマン」や「スペース・ファンタジー」をはじめ,たくさんのアトラクションを満喫していました。
2日目のメインイベントは兵庫・宝塚歌劇。レビュー,『宝塚花の踊り絵巻』とミュージカル,『愛と青春の旅だち』を鑑賞しました。星組の華麗な演技に,生徒達は笑い・涙・感動でいっぱいのひと時を過ごしました。
3日目は京都でのタクシー自主研修。事前に班ごとで行程を決め,京都市内を回りました。各班とも専属のドライバーさんの丁寧な案内に導かれ,金閣寺や銀閣寺,清水寺など各名所を楽しく訪れていました。
新幹線で新横浜に向かい,中華のフルコースに舌鼓。4日目は1日中東京ディズニーランド。しかし,雨が強く降る上に低気温という最悪のコンディション。アトラクションを満喫とまではいきませんでしたが,お土産の買いまくり。
最終日は大妻女子大学を車窓し,原宿で自主研修。3時間という短い時間でしたが,たくさんの紙袋をぶら下げて集合場所に戻ってきた生徒が多く,存分に買い物を楽しんだようでした。
5日間,長いようであっという間の旅行は,荷物だけではなく思い出も生徒達の心にいっぱいつめ,無事函館に戻ってきました。
写真:©函館大妻高等学校
投稿者 otsuma : 17:00